ブランドン・フィゲロア、亀田和毅戦へ意欲「誰が相手でも戦う」 井上尚弥戦や統一戦にも言及

ブランドン・フィゲロア vs 亀田和毅 WBA世界フェザー級タイトル戦イメージ ブランドン・フィゲロア

導入

WBA世界フェザー級王者ブランドン・フィゲロア選手がProBox TVのインタビューに応じ、次戦として予定される亀田和毅戦への意気込みを語った。

さらに、ニック・ボール戦の振り返りや井上尚弥との対戦の可能性、ラファエル・エスピノサ選手やブルース・キャリントン選手らとの王座統一戦への考え、そしてスティーブン・フルトン選手への思いなど、現在のフェザー級戦線について幅広く言及している。


ニック・ボール戦を回顧「忘れられない夜だった」

フィゲロア選手は、リバプールで行われたニック・ボール戦について「忘れられない夜だった」と振り返った。

敵地開催という厳しい環境だったものの、現地ファンの熱気が自分を後押ししてくれたと語り、「英国のファンに、自分は本気で戦うために来たことを見せたかった」と当時の思いを明かした。

試合後には、多くのリバプールのファンからメッセージが届き、リング上でのインタビューや振る舞いを称賛されたという。

また、敗れたニック・ボール選手とは試合後に短く言葉を交わし、「必ず戻って来られるさ。俺も世界王座を失った経験があるからね」と励ましたことも明かした。


「まだ終わっていない」三度目の世界王者として証明

試合前は英国で自身の不利を予想する声も多かったが、フィゲロア選手は「この競技はリスペクトを勝ち取り、自分の価値を証明し、レガシーを残すもの」と語った。

近年は私生活やキャンプの改善にも取り組み、トレーナーのマニー・ロブレス氏とのトレーニングによって着実に成長を実感しているという。

「俺はいつでもファンを楽しませたい。昔ながらのボクシングを見せたい。」

その言葉どおり、激闘を通じて再び世界トップ戦線へ返り咲いたことを証明した。

なお、ニック・ボール戦には再戦条項はなく、再戦の話も持ち上がらなかったという。


次戦は亀田和毅「どんな相手でも戦う」

フィゲロア選手によると、亀田和毅戦の話が届いたのはインタビューの約1週間前だった。

しかし、返答は迷うことなく「イエス」だったという。

「俺はどんな試合でも受けるタイプの選手。チームが提示した相手なら戦う。」

すでにロサンゼルスでトレーニングキャンプを開始しており、対戦相手や開催地が決まる前から準備を進めていたことも明かした。

今回のキャンプは、マニー・ロブレス氏との3か月間の長期キャンプとなる。

「相手が誰だとかは関係ない。自分自身をさらに高めるためだ。」

全盛期を迎えている今だからこそ、一戦一戦で成長を続けたいという姿勢を強調した。


「最高の相手と戦うことがレガシーになる」

フィゲロア選手は、防衛回数よりも対戦相手の質を重視している。

「自分の戦績を振り返った時、『最高の相手としか戦っていない』と思ってもらいたい。」

フィゲロア選手は世界各地で戦うことに前向きな一方、開催地以上に、誰と戦ったかを重視しているという。

「10回、20回防衛することより、最高の選手と戦い続けることの方が自分のレガシーになる」と語った。


亀田和毅を警戒「経験豊富なベテラン」

フィゲロア選手は、亀田和毅選手の最近の試合はまだ詳しく見ていないとしながらも、その実績には敬意を示した。

「世界王者や元世界王者と拳を交えてきた、経験豊富なベテランだ。」

今後は試合映像を分析し、万全の準備を進めていく考えを明かした。

「俺は誰一人として軽く見ることはない。相手が王者だと思って準備する。」と語り、警戒を緩めることはなかった。


井上尚弥戦には「もちろん」

井上尚弥選手との対戦について質問されると、フィゲロア選手は前向きな姿勢を見せた。

「もちろん。十分に実現可能な試合だと思う。」

一方で、「実際に話が進んでいる可能性はあるが、今のところは亀田和毅戦だ」とも話し、まずは次戦に目を向けていることを強調した。

また、自身の兄が日本人選手との激闘を経験していることにも触れ、「フィゲロア兄弟は日本でも知られている存在だと思う」と語った。

自身にとっては、亀田和毅戦が日本人選手との初対戦となる予定であり、「とても楽しみにしている」と期待を口にした。


統一戦にも前向き「最高の相手なら誰でも」

フィゲロア選手は、ラファエル・エスピノサ選手、ブルース・キャリントン選手、アンジェロ・レオ選手らとの王座統一戦についても歓迎する姿勢を示した。

「俺はトップの選手たちと戦うために、この世界にいるんだ。」

PBCとDAZNの提携によって大型カードが実現しやすくなる可能性にも期待を寄せ、「時間が経てば分かるだろう」と語った。


フルトンとの再戦にも含み

スティーブン・フルトン選手についても、「条件が合えば130ポンドでも再戦はあり得る」とコメントした。

さらに、フルトン選手が王座を失った後には自らメッセージを送り、「顔を上げろ」と励ましたことも明かした。

「友人とは言わないが、お互いに激しい戦いを経験した相手。彼の成功を願っている。」

ライバルへの敬意もうかがわせた。


フェザー級には当面残留

現在は試合まで時間があるため体重には余裕があるものの、前戦では過去最高と言えるほど良いコンディションでフェザー級のリミットをクリアできたという。

「今は少し体重が増えているけれど、メキシコ人は食べることが大好きだからね。」

と笑いながら話しつつも、現時点ではフェザー級で戦い続ける考えを示した。


まとめ

ニック・ボール選手との激闘を経て再び世界王者となったブランドン・フィゲロア選手は、次戦の亀田和毅戦へ向けて着々と準備を進めている。

その先には井上尚弥選手との対戦や王座統一戦など、多くのビッグマッチの可能性も広がる。

しかし本人は、そうした将来の話題に浮かれることなく、「最高の相手と戦い続ける」という信念を貫きながら、まずは目の前の一戦に集中する姿勢を示していた。

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